【採用担当者さん必見】薬剤師求人広告サイトを選ぶコツと求人広告の書き方
2022.07.01
薬剤師を募集する際、求人広告サイトを利用することは一般的ですが、効率的な採用を行うために貴社にあった求人広告サイトを選ぶことが大切です。
今回は、薬剤師の募集をお考えの採用担当者さんに向け、
- ・求人広告サイトを選ぶコツ
- ・求人広告の書き方
- ・求人広告出稿時の注意点
- ・おすすめ求人広告サイト
を中心に書いていきます。
貴社に合う人材を確保するため、ぜひ最後までお読み下さい。
この記事の目次
薬剤師採用求人広告サイトの選び方
薬剤師向けの広告サイトの選び方について挙げていきます。
①求める人材を明確にする
まずは、貴社の求める人材を明確にしましょう。
勤務先地域、年齢、経験、必要条件、雇用形態は最低限しぼりましょう。
求める人材の登録が多い求人広告サイトを選ぶことでマッチング率があがります
②かかるコストを調べる
求人広告サイトの料金形態は、主に「成果報酬型」と「先行投資型」があり、貴社の採用方法に合わせて選びましょう。
成功報酬型
「成果報酬型」は、応募や採用などの成果に対して費用が発生する仕組みです。
求人広告の掲載自体は無料で、初期費用がかからない点がメリットです。
しかし、採用や応募が多いほどコストがかかるデメリットがあります。。
少人数の募集でじっくり採用活動をしたい場合に向いています。
先行投資型
「先行投資型」は、掲載期間を決め、最初に広告掲載料を支払って求人を出す仕組みです。
採用人数が多いほど、1人あたりの採用にかかるコストが低くなるメリットがあります。
しかし、採用に至らなくても費用がかかる点がデメリットです。
大人数を短期間で採用したい場合に向いています。
③付属のサービスを確認をする
求人広告サイトにより備えているサービスが異なります。事前に確認しましょう。下記は、付属サービスの1例です。
スカウトメール
スカウトメールとは、ターゲット求職者に対し、メール配信で直接アプローチできるツールです。自社から積極的にアプローチしたい場合に活用することで採用に掛かる時間を効率化することができます。
原稿修正可能か?
応募が集まらない場合、原稿修正が必要となります。
求人サイトによっては原稿修正が有料の場合もあります。原稿修正の際の費用発生の有無を初めに確認しておきます。
④費用対効果をリサーチする
かかるコストが低くても、就職希望者が集まらなければ意味がありません。
費用に対し、どれくらいの効果が見込めるのか、リサーチを行いましょう。
求人コンサルタントに
- 同じ地域で同じくらいの条件で求人を出した企業が採用に成功したか
- 自社の採用ターゲットの(例:30代中堅層)閲覧数
- 時期による変動はあるのか
などの情報を求め、費用対効果を意識して、貴社の場合を想定して求人広告サイトを選択しましょう。
求人広告の書き方
求人広告サイトは膨大な求人広告を掲載しています。
求職者をひきつける内容でなければ、貴社の求人は多くの求人に埋もれてしまいます。常にターゲットを意識して、求人広告を書きましょう。
タイトル
ターゲット求職者が注目し、内容を確認したくなるタイトルをつけましょう。
仕事内容、勤務スタイル、給与体系、アピールポイントなどを含めることがおすすめです。
仕事内容
薬剤師の勤務先は、調剤薬局、病院、企業、ドラックストア、製薬会社など、多岐にわたります。
それぞれの勤務先で仕事内容が異なり、さらに地域や専門によっても業務内容がかわります。
そのため、仕事内容はできる限り詳細に記載しましょう
1日の仕事の流れが分かるタイムテーブルを含めるのもおすすめです。
勤務時間
勤務時間は注目される項目のため、分かりやすく記載しましょう。
固定制かシフト制か、パートの昼休憩の有無など、明確でない場合は求職者に不安感を与えてしまいます。
給与
給与は幅があったり、不明瞭な場合は求職者に敬遠されます。
能力や経験で差が出る場合は、その説明を丁寧に加えましょう。
また、残業代や交通費の有無の記載があるかも重要です。
画像の掲載
職場環境がわかる画像をのせることも重要です。
求職者が貴社で働くイメージがしやすくなります。
アピールポイント
「地域に密着している」、「キャリアをつむことができる」、「社会に貢献できる」など、
業務を通じて得られるやりがいをアピールポイントに入れましょう。
また、得られる経験やスキルの情報なども求職者が応募を検討するきっかけになります。
出稿時の注意点
次に求人広告出稿時の注意点について書いていきます。
記載しなければならないことに漏れはないか?
以下の内容は求人広告に記載しなければならない基本項目です。記載に漏れがないか確認しましょう。
- 業務内容
- 労働契約の期間
- 就業の場所
- 始業&就業時刻
- 所定労働時間を超える労働の有無
- 休憩時間 / 休日
- 賃金
- 雇用保険の適用
法律違反の有無を確認
特に給与、残業代、労働時間、休日、応募資格については法律違反がないか、記載内容の確認が必要です。
その他性別を限定するような表記、年齢を限定するような 記載も禁止されています。
おすすめ薬剤師求人広告サイト5選
最後におすすめ薬剤師求人広告サイト5選を紹介します。
マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師は、株式会社マイナビが運営する薬剤師専用の求人サイトです。
画像引用元:マイナビ薬剤師公式サイト(https://pharma.mynavi.jp/)
多い業種 | 調剤薬局、ドラックストアの求人が多い |
雇用形態 | 正社員、パート、アルバイトの求人登録が多い |
費用 | 完全成功報酬制。内定時に発生 薬剤師の年収の30~35%紹介難易度により変動 |
年齢層 | 20代後半の登録者が多い |
地域 | 全国 |
薬キャリエージェント
薬キャリエージェントは医療業界のサポートに実績のあるエムスリーキャリアが運営している薬剤師専門の転職サービスです。
画像引用元:薬キャリ エージェント公式H P(https://agent.m3career.com)
多い業種 | 病院求人が多い |
雇用形態 | 比率は正社員の求人が多いが、派遣、パート、紹介予定派遣など多様な勤務形態に対応 |
費用 | 基本情報掲載は無料、情報追加でプラス料金あり |
年齢層 | 全世代 |
地域 | 全国。主な拠点は東京・大阪 |
ファルマスタッフ
ファルマスタッフは、医療総合人材サービス会社のメディカルリソースが運営している薬剤師転職のサイトです。
画像引用元:ファルマスタッフ公式HP(https://www.38-8931.com/)
多い業種 | 調剤薬局、企業求人が多い |
雇用形態 | 正社員求人が多い。派遣、単発求人の取り扱いあり |
費用 | |
年齢層 | 全世帯 |
地域 | 全国 |
ヤクジョブ
ヤクジョブは1996年に創業し、医療業界の人材サポートを多く手掛けるクラシス株式会社が運営している転職サポートサイトです。
画像引用元:ヤクジョブ.com公式HP(https://yaku-job.com/)
多い業種 | 調剤薬局の求人が多い |
雇用形態 | 幅広い雇用形態に対応。必要な期間だけ人材を確保できる薬剤師の人材派遣サービスあり |
費用 | 完全成功報酬制 |
世代 | 幅広い年代の登録あり。50代の登録者も多い |
地域 | 全国9カ所に拠点を構えており、地方の求職者の利用も多い |
ファーマキャリア
ファーマキャリアは、エニーキャリア株式会社が運営する薬剤師専門の転職サイトです。
オーダーメイド求人紹介があり、マッチング率が高いのが特徴です。
画像引用元:ファーマキャリア公式ページ(https://pharmacareer.jp)
多い業種 | 調剤薬局、病院の求人が多い |
雇用形態 | 幅広い雇用形態に対応。派遣あり |
費用 | 成功報酬型 入社時に料金が発生 |
年齢層 | 多い世代は不明 |
地域 | 全国に対応しているが、他大手 に比べると地方の求人が少ない 。北陸、、甲信越四国の求人が少なめ |
アプロ・ドットコム
アプロ・ドットコムは、20年以上の実績を持つ株式会社アプロ・ドットコムが運営する薬剤師求人・転職応援サイトです。
画像引用元:アプロ・ドットコム公式HP (https://www.apuro.com/)
多い業種 | 調剤薬局、ドラッグストアの求人が多い |
雇用形態 | 幅広い雇用形態に対応。派遣あり |
費用 | 成功報酬型 公式HP参照 http://www.apuro.com/present/download/feetable.pdf |
世代 | 多い世代は不明 |
地域 | 全国に対応。地方の求人も多い |
まとめ
求人広告サイトの 選択や 求人広告 の作成で大切なことは、ともに欲しい人材のターゲットを明確化することです。
まずはどのような人材を必要としているか、社内で意見をすり合わせることが大切です。
ターゲットの明確化で最適な求人広告サイトを選び、貴社にあった人材を採用しましょう!