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【採用マーケティング】第一話:そもそも”マーケティング”ってなに?【基礎編】

採用戦略 母集団形成

2020.11.16

採用担当者が全員理解しておくべき
「採用マーケティング」という考え方。
全4回にわたりお届けします!

〜第一話〜

この記事の目次

今までの採用と今からの採用の違い

こちらでお伝えしたいことは2点です。

1.応募者は待っていてもこないから
「こちらからアプローチ」をしていきましょう
2.どういう取組や媒体が効果的か
「効果測定」をしましょう

応募者は待っていてもこないから「こちらからアプローチ」をしていきましょう

一般的に採用活動とは、
[募集を出す→面接]の2ステップを
指すことが多い。
具体的には、ホームページに掲載して
応募があるまで待つ!
という作戦になる。

ただこれでは、応募は来ない。
こちらを読んでいただいている、
あなたもそうだと思う。

そうではなく、
採用活動は5つのステップから構成される。
下記の図を見てほしい。

求職者から「応募」が来る前の段階で、
3ステップ。
その後も2ステップの工程が存在する。

この各項目に、採用活動の取り組むべき
採用手法が存在する。

例えば、
表の[集客(周知)]と[教育(行動喚起)]について。

前者は、募集していることを知って
もらう為に「転職サイトへ掲載など」を指す。

一方後者は、応募をしてもらう為に行動を
喚起する取組みなどを指す。
入職後の印象をもってもらう為に
「スタッフインタビューの作成」
などが該当する。

つまり、
従来の2ステップ[募集を出す→面接]
よりも考える必要のある施策はもっと細かい。

そして、ただ「待つ」だけではなく、
こちらからアプローチや対策を
行うことが可能である、ということだ。

ちなみに、以後詳しく説明するが、
求職者の応募前に段階に対して、
対策やアプローチを積極的に行っていく
ことを、「採用のマーケティング」と
いう表現をしている。

どういう取組や媒体が効果的か「効果測定」をしましょう

まずはこちらをみて欲しい。

これは、ホームページに
訪れた方の数を表しています。

こうした計測は、アクセスした方が
その後どのページにアクセスしたのか
何興味があるのか??
といった内容も確認できる。

例えば、
求人広告をみた人の中で、
何人がさらに興味を持ってホームページを
見てくれたか?

その後
ホームページを見た人の中で
何人応募してくれましたか?

こうしたアクセス者(求職者)の
動きや反応を”閲覧者数”という数値として、
計測することができます。

その結果、採用活動において、
効果的な取組みと
効果のない取組みの違い
がわかるようになる。

計測ツールは
・Googleアナリティクス
Googleサーチコンソール
などという無料のツールで計測できます。

これが採用マーケティング

上記のように、

応募者は待っていてもこないから
「こちらからアプローチ」を
していきましょう

「採用マーケティング」という。

従来の求人を掲載して
「待つ」スタンスだけではなく、
こちらから仕掛けていくことをいう。

そして、採用マーケティングで
必要なことは効果計測をすることだ。

どの施策がよくて、なにがよくないのか。

(例)
・indeedとジョブメドレー はどちらが
 求人広告の閲覧者が多いのか?
・毎月何人が求人ページを見ている?
・〇〇人も求人ページを見ているのに
 一人も応募しないのはなぜ?

こうした形で、計測ができることで
効果検証ができ、次への仮説が立てること
ができる。

これが採用マーケティングの本質である。

まとめ

こちらをご覧の方は、
医療や介護に従事されている方が多いと思う。

採用マーケディングとは、
医療的視点と同じような考え方だと
思っている。

問診や触診、聴診などの検査を行い、
エビデンスとなる数値をみて、
問題に対し対策をおこなっていく。

こうしたことを行っていらっしゃる
と思います。

採用マーケティングにおいても
指標となるエビデンスデータを
確認して、対策を行っていく。

課題:「応募がこない」
目的:「応募者を増やす」

現状をどのように評価し、
対策を組み立てて「多くの応募者」を
得ていくのかという考え方について
採用マーケティングである。

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