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理学療法士の効率的な採用方法とは?おすすめ求人媒体も紹介!

採用手法

2022.09.04

「理学療法士を募集しても、希望の人材が来てくれない」とお悩みの採用担当の方もおられるかもしれません。

2021年、理学療法士の有効求人倍率は2.84倍でした。同年の全職種の有効求人倍率は1.03倍です。
つまり理学療法士を確保するのは、全職種に比べて約3倍難しいことになります。

理学療法士の働き方は、今では病院に加えて訪問看護ステーションや介護施設など多岐に渡ります。
今後も高齢者の増加が見込まれており、理学療法士の確保は難しい状況が続きそうです。

そこで今回は、理学療法士の採用方法や応募者数を増やすコツをご紹介します。理学療法士の採用についてお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事の目次

おすすめサイトも紹介!理学療法士の採用方法4選

ここでは、理学療法士の採用方法4つについて紹介します。また、それぞれのおすすめサイトも紹介しています。

具体的には、

  1. 求人サイト
  2. 人材紹介サービス
  3. 求人検索エンジン
  4. 自社採用サイト

の4つです。
それでは順番に解説していきます。

求人サイト

求人サイトとは、病院や施設などの求人情報を掲載し、転職希望者からの応募を集めるWeb媒体のことです。
以下に求人サイトのメリットとデメリットをまとめました。

≪メリット≫
・手軽に求人情報にアクセスできるため、多数の求職者の目に留まりやすい
・比較的、手軽な費用で利用できる
≪デメリット≫
・広告を掲載する時点で料金が発生するため、応募が無くても掲載料は発生する

理学療法士などのリハビリ職に特化した求人サイトとして、「PT-OT-ST.NET」があります。
リハビリ業界最大級のアクセス数を誇っており、研修会の情報なら無料で掲載可能です。スピード感のある対応も特徴であり、最短3日以内で掲載可能です。

 

 

求人掲載数1283件(2022年9月11日現在)
掲載料求人情報「16,500円(税込)/4ヶ月(新規)」
課金体系定額掲載型
手数料無料(掲載料のみ)
HP公式ホームページはこちらから

人材紹介サービス

人材紹介サービスとは、病院や施設から依頼を受けて、求人内容にあった人材を紹介する有料サービスのことです。
以下に人材紹介サービスのメリットとデメリットをまとめています。

≪メリット≫
・経験年数や具体的な経験(訪問リハビリの経験を持つかどうかなど)採用したい人材をピンポイントで募集できる
・病院や施設の雰囲気をエージェントが求職者に伝えてくれるので、ミスマッチが少ない
・面接日や入職日など、すべて紹介会社が設定するので採用工数がかからない
・採用が決定するまで一切無料の完全報酬制度が多いので、初期コストが必要ない
≪デメリット≫
・入社決定後、人材の年収の約20~30%を報酬として紹介会社へ支払うため、どうしても高コストになりやすい

人材紹介会社のひとつに、「マイナビコメディカル」があります。
完全報酬型なので、採用が成立し理学療法士が無事に入職するまでは一切費用は発生しません。
万一紹介した人材が早期退職してしまった場合には、成功報酬の一部返金制度も用意されています。

 

 

求人掲載数13,962件(2022年9月11日現在)
掲載料無料
課金体系完全成功報酬型(早期退職に備えた一部返金制度あり)
手数料理論年収の20~35% ※紹介難易度(エリア・採用時期等)により変動
HP公式ホームページはこちらから

※理論年収とは、新しい年度の初めからその年度末まで在籍した場合の年収のことです。 

求人検索エンジン

求人検索エンジンとは、求職者が「勤務地」や「キーワード」を入力すると希望にマッチする求人情報を探せるサイトのことです。
例えば求職者が「大阪市」「理学療法士」と入力すると、大阪市内で理学療法士を募集している病院や施設が表示されます。

代表的なものに、indeedがあります。indeedの特徴は、以下のとおりです。

≪メリット≫
・メディアで取り上げられる機会が多く、知名度が高い。
・圧倒的な利用者数を誇る
・無料で求人広告を掲載できる
≪デメリット≫
・有料広告が上位表示される仕組みのため、無料では埋もれてしまう可能性がある
・求人ページを準備する必要がある
・運用に工数がかかる

 

求人掲載数4,220万人以上(日本国内のみ)
掲載料無料(有料プランなら上位表示される)
課金体系クリック課金制
手数料自社の求人広告がクリックされたときに発生
HP公式ホームページはこちらから

リファラル採用

リファラル採用とは、自施設のスタッフに知人や友人を紹介してもらう採用手法です。特徴は、以下のとおりです。

≪メリット≫
・自施設の理念や雰囲気を理解したスタッフがスカウトしてくれるので、ミスマッチが少ない
・リファラル採用の報酬相場は10~30万円と言われており、他の手法と比較して低コストな場合もある
≪デメリット≫
・不採用時や紹介社員が退職してしまった場合、紹介してくれた社員と施設の関係に影響するリスクがある
・小規模な病院や施設では、理学療法士などのリハビリ職を多く雇用していないため複数採用の期待が薄い

 

必見!理学療法士の応募数を増やす5つのコツ

ここでは、理学療法士の応募数を増やす5つのコツを紹介します。
具体的には、

  1. ターゲット層が利用する求人媒体で発信する
  2. 明確なターゲットを設定する
  3. 施設の強みをアピールする
  4. 職場の雰囲気を写真や動画で伝える
  5. 自社の採用専用HPを作成する

の5つです。
それでは順番に解説していきます。

ターゲット層が利用する求人媒体で発信する

理学療法士の応募数を増やすには、ターゲット層が利用している求人媒体で発信することが必要です。

ターゲット層が見ていない求人媒体にいくら情報を発信しても、効果が期待できないからです。

最近では、理学療法士などのリハビリ職に特化したWebサイトも増加しています。
また理学療法士に限らずとも、30~40代の若年層はWeb求人媒体を利用する傾向にあるのです。

紙媒体やハローワークによる求人活動に加えて、Web求人媒体を活用することをお勧めします。

明確なターゲットを設定する

求人の応募数を増やすために、採用したい人物像を明確に設定しておきましょう。
ターゲット像を定めない「誰でも来てください」は、結局誰にも届かないからです。

具体的な人物像を設定すると、自然と発信情報も細やかになります
例えば、子育て世代の理学療法士をターゲット像に設定するとしましょう。

子育て世代に訴求する具体的な提示例として、以下が挙げられます。

・子育て世代の理学療法士が多数在籍
・子供さんの体調不良による急な休みにも理解が得られやすい
・育休後の職場復帰率〇%
・残業は月〇時間以下
・ママさん管理者が活躍中など

以上、ターゲット像を設定することで、より具体的な情報発信が可能です。

施設の強みをアピールする

病院や施設が持っている「強み」を発信することも重要です。
求職者は自分の力を発揮できる環境を求めています。

「この職場で自分の力を発揮したい!」と求職者に感じてもらえるアピールをしましょう。

とはいえ、自分の強みに気付くのは難しいかもしれません。
在職期間が短いスタッフに聞いてみると、意外な強みを見つけられることもあるので是非試してみてください。

施設の強みとなる具体例を以下に示しておきます。

・毎月勉強会を開催している
・ICTを導入し、残業を減らす工夫をしている
・チューター制度を取り入れており、一人で悩まない環境である
・地域の方々へのリハビリに力を入れている
・集団リハビリ、個別リハビリへの取り組みなど

施設の強みを余すことなく発信し、求職者の応募につなげましょう。

職場の雰囲気を写真や動画で伝える

職場の雰囲気を写真や動画で伝えることも、応募数を増やすために有効です。

求職者は自分が働く環境について、深い関心を持っています。
事前に職場の雰囲気を伝えられれば、採用後のミスマッチを減らせるメリットもあるのです。

以下に有効な掲載場面を示しておきます。

・職場での日常の勤務風景
・理学療法士と他職種が声を掛け合っている風景
・スタッフイベントの様子
・先輩スタッフの休日の過ごし方など

また不自然な集合写真などは避けたほうがよいでしょう。
あくまでも、日常の飾らない風景を発信することが重要です。

自社の採用専用HPを作成する

最後に、自社の採用ホームページを作成するのも有効な手段です。

作成に手間やコストが必要ですが、比較的低コストで情報を発信できます。
文字数などに制限がないため、病院や施設の魅力を伝えられるでしょう。

ただし、患者や利用者向けのホームページとは別に作成することをおすすめします。
なぜなら「ここの施設は、そんなに人手不足なのか。」と心配される恐れがあるからです。

採用ホームページを作成する場合には、患者や利用者向けのホームページとは区別しましょう。 

まとめ

今回は理学療法士の採用方法と応募者数を増やす方法について紹介しました。
ポイントを以下にまとめます。

・求職者が利用している求人媒体で発信する
・採用したい人物像を明確に設定する
・施設の強みを余すことなく発信する
・職場の雰囲気を写真や動画で伝える
・自社の採用専用ホームページを作成する

効率的に採用をすすめるために、参考にしてみてください。

求人媒体を検討される際には、メディケア共創基盤にご相談下さい。御社のニーズを丁寧にヒアリングし、最適なサービスをご紹介させて頂きます。

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