求人情報を無料掲載する方法やメリットとデメリットを紹介!おすすめサイトも!
2022.09.29
医療業界や介護業界の人手不足は日々伝えられており、Web求人媒体などを利用する機会も多くなってきています。
そんな中で「採用活動の予算がオーバーしてしまいそう」「できるだけコストを抑えて人材を採用したい」とお悩みの採用担当者の方もおられるのではないでしょうか。
そこで今回は、求人情報を無料掲載する方法やメリットとデメリットを紹介します。具体的なおすすめサイトも紹介します。
求人情報の無料掲載について検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。
この記事の目次
こんなときは求人情報を無料で掲載しよう!
採用活動を行う際、予算が限られている場合も多くあります。求人サイトや人材紹介サービスを利用すると、少なからずコストが必要です。
そんな中、無料で求人情報を掲載できるサイトもあります。以下のような場合、無料求人掲載を試してみるのもいいでしょう。
・新しい採用手法を検討しているとき
・応募者を増やしたいとき
・採用コストを抑えたいとき
無料で求人掲載を活用し応募者を増やせれば、非常にコストパフォーマンスの高い採用が可能です。
それでは次章より詳しく紹介していきます。
実際どう?無料で求人情報を掲載するメリット3つを紹介
ここでは、無料で求人情報を掲載するメリットについて3つ紹介します。
具体的には、
- 採用コストを抑えられる
- 複数のサイトに掲載し母集団を増やせる
- 試験的な採用活動を試せる
の3つです。
それでは詳しく解説していきます。
採用コストを抑えられる
求人情報を無料掲載する最大のメリットは、採用コストを抑えられることです。
求人サイトへの掲載には、少なくとも数万円は必要です。またエージェントが入職までを調整してくれる人材紹介サービスなら、理論年収の20~30%の手数料が相場となっています。
一方、無料掲載であれば情報掲載から採用までを無料で行えます。
求人情報を無料掲載するメリットは、採用コストを抑えられることです。
複数のサイトに掲載し母集団を増やせる
無料掲載ならコストを気にする必要がありません。同時に複数のサイトに掲載し、母集団形成できます。
母集団形成とは、自施設の求人に興味や関心を持っている求職者を集めることです。大きな母集団を形成できれば、採用活動を有利に展開できます。
コストを掛けず母集団を形成できることは、無料求人掲載の大きなメリットです。
試験的な採用活動を試せる
無料掲載であれば、試験的な採用活動も可能です。
施設のPR内容や採用したいターゲット像など、今までと異なる試験的内容で実施してみると思わぬ収穫があるかもしれません。
例えば、これまでは子育て世代を中心に採用活動してきたとします。無料掲載では目先を変えて、新卒2~3年目や50代の求職者にターゲットを絞ってみるのもいいでしょう。
また求人情報を何度も修正して、効果を測定するのも有効です。試験的な採用活動ができるのも、無料掲載のメリットです。
無料で求人情報を掲載する際の注意点とは?
ここでは、無料で求人情報を掲載する際の注意点を3つ紹介します。
具体的には、
- 有料掲載と比べて求職者に届きにくい
- 制限があるので魅力を伝えにくい
- アップデートせず古い情報を掲載してしまうことも
の3つです。
それでは順番に解説していきます。
有料掲載と比べて求職者に届きにくい
サイトによっては、有料プランと無料プランの2つがあります。その場合、無料プランは有料プランの下位に表示されます。
そうなれば、無料掲載は有料掲載に比べて目立ちにくくなります。加えて、無料掲載している施設は非常に多いため、どうしても埋もれてしまう傾向にあるのです。
有料プランと無料プランがあるサイトでは、無料掲載は求職者に届きにくい場合があります。
制限があるので魅力を伝えにくい
無料掲載では発信できる情報量に制限があるので、魅力を十分に伝えるのが難しい場合があります。
文字数に上限があったり、写真や動画が掲載できない無料掲載サイトもあります。
発信できる内容に制限がある場合には、多くを伝えるよりターゲット像を絞り込んで強みを最大限にアピールしましょう。
アップデートせず古い情報を掲載してしまうことも
求人情報をアップデートせず、古い情報を掲載したままになってしまうことがあるので注意が必要です。
有料サイトであれば業者からの連絡があり、放置することはないでしょう。しかし無料掲載の場合、業者からの連絡はありません。
その手軽さから、掲載しているのを忘れてしまうケースがあるのです。古い情報は、トラブルを引き起こしたり、求職者に管理が行き届いていない印象を与えてしまいます。
無料掲載は手軽に始められる反面、デメリットがあることも押さえておきましょう。
無料で求人情報を掲載できるサイト5選!
ここでは無料で求人情報を掲載できるサイトを5つ紹介します。
具体的には、
- ハローワークインターネットサービス
- Indeed
- 求人ボックス
- げんきワーク
- エンゲージ
の5つです。
それでは順番に解説していきます。
ハローワークインターネットサービス
利用者数 | 1日あたり40万件(2019年末) |
掲載料 | 無料 |
課金体系 | 無料 |
手数料 | 無料 |
HP | 公式ホームページはこちらから |
ハローワークは、厚生労働省が運営する公的な機関です。ハローワークインターネットサービスなら、インターネット上で求人活動や手続きができます。
求職者へ直接メッセージを送れる機能が追加されるなど、マッチング性が向上しています。以下に特徴をまとめました。
≪メリット≫
・ハローワークへ出向かなくても求人申し込みや手続きができる
(求人者マイページへの登録が必要)
・希望するスキルや経歴を持つ求職者を検索できて、直接メッセージを送れる
・公的機関が運営しているので安心感がある。もちろん完全無料。
≪デメリット≫
・他のWeb媒体に比べて、20~30代の若年層利用率が低い
≪こんな事業所・クリニックにおすすめ!≫
・完全無料で安心して採用活動を行いたい
・普段からハローワークとのやり取りが多い
・比較的、高めの年齢層をターゲットにしたい
Indeed
求人掲載数 | 4,220万人以上(日本国内) |
掲載料 | 無料(有料プランなら上位表示される) |
課金体系 | クリック課金制 |
手数料 | 自社の求人広告がクリックされたときに発生 |
HP | 公式ホームページはこちらから |
indeedは、求人検索エンジンの代表的な存在です。求人検索エンジンとは、「勤務地」や「キーワード」を入力すると希望にマッチする求人情報を探せるサイトのことです。
「Google」や「Yahoo!」など検索エンジンの求人情報版と言えば、イメージしやすいでしょう。
indeedの特徴は、以下のとおりです。
≪メリット≫
・CMなどで知名度が高く、利用者数も増加中
・無料でも登録できる
≪デメリット≫
・有料プランが上位表示されるため、無料プランでは埋もれてしまう可能性がある
≪こんな事業所・クリニックにおすすめ!≫
・求人検索エンジンを利用したことがなく、とりあえず無料プランで試してみたい
・地名度があるWeb媒体を利用したい
・他の施設と差別化するため、いずれは有料プランの利用を検討している
求人ボックス
求人掲載数 | 106,647件(2022年9月18日現在) |
掲載料 | 無料(有料プランなら上位表示される) |
課金体系 | クリック課金制(有料プランの場合) |
手数料 | 求人広告がクリックされたときに発生(有料プランの場合) |
HP | 公式ホームページはこちらから |
indeedと並ぶ人気の求人検索エンジンです。
求職者が「勤務地」や「キーワード」を入力すると、希望にマッチする求人情報を探せます。手軽に利用できるので、利用者が増加しています。
求人ボックスの特徴は、以下のとおりです。
≪特徴≫
・「食べログ」や「価格.com」のカカクコムが運営している
・求人に特化した検索エンジンで、利用者が急増中(2022年4月の月間ユーザー数は700万人)
≪メリット≫
・無料プランでも利用できる(採用があっても無料)
・掲載の上限は100件
・掲載期限がない
≪デメリット≫
・有料プラン広告が上位表示されるため、無料では埋もれてしまう可能性がある
≪こんな事業所・クリニックにおすすめ!≫
・オープニング時など多職種を複数人採用したい
・年間を通して求人情報を掲載したい
げんきワーク
求人掲載数 | 1,750,184件(2022.9.24現在) |
掲載料 | 完全無料 |
課金体系 | 完全無料 |
手数料 | 完全無料 |
HP | 公式ホームページはこちらから |
げんきワークは、完全無料で利用できる求人サイトです。広告収入を基に運営しているので、有料プランはありません。
げんきワークの特徴は、以下のとおりです。
≪メリット≫
・完全無料で利用できる
・1社につき5件までの求人を登録可能
・申し込み不要で手軽に求人情報を掲載できる
≪デメリット≫
・写真など多くの情報量を掲載できない(自施設HPへのリンクを推奨)
≪こんな事業所・クリニックにおすすめ!≫
・とにかく無料で手軽に掲載したい
・自施設のホームページをしっかり作り込んでいて、少しでも多くの求職者に見てほしい
エンゲージ
求人掲載数 | 706,283(2022.9.24現在) |
掲載料 | 無料 |
課金体系 | 無料 |
手数料 | 無料 |
HP | 公式ホームページはこちらから |
エンゲージは、エン・ジャパンが運営する採用支援ツールです。
登録するとindeedなどの他社サービスと自動で連携できます。
げんきワークの詳細は、以下のとおりです。
≪メリット≫
・完全無料で利用できる
・indeedや求人ボックスと自動連携
・画像も挿入可能
・求職者へDMを送れる
≪デメリット≫
・求人情報を作成する手間(10分程度でできる)
≪こんな事業所・クリニックにおすすめ!≫
・indeedなど他サービスと自動で連携させたい
・写真で職場の雰囲気を伝えたい
・無料で自施設の採用サイトを作成したい
まとめ:目的に応じて無料掲載サイトを使い分けよう
今回は、求人情報を無料掲載する方法についてお話しました。
ポイントを以下にまとめます。
≪無料掲載のメリット≫
・採用コストを抑えられる
・母集団形成にも有効
・試験的な運用が可能
≪無料掲載の注意点≫
・有料掲載に埋もれてしまうことがある
・魅力を存分に伝えられないことがある
・アップデートを怠ってしまう傾向にある
≪目的に応じて、無料掲載サイトを使い分けよう≫
・公的機関なら、ハローワークインターネットサービス
・利用者急増中の求人検索エンジンなら、ideed、求人ボックス
・完全無料なら、げんきワーク、エンゲージ
効率的に採用をすすめるために、参考にしてみてください。
求人媒体を検討される際には、メディケア共創基盤にご相談下さい。御社のニーズを丁寧にヒアリングし、最適なサービスをご紹介させて頂きます。