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ケアマネの求人に応募が来ない!効果的に採用活動を行うポイントを紹介

求人媒体・求人広告

2022.09.12

ケアマネジャーは介護保険制度の要と言われており、サービス調整など役割は多岐に渡ります。
一方で、受験資格の厳格化により受験者数は激減しています。

また、ケアマネジャーの処遇改善も進んでおらず人手不足が深刻化しつつあるのが現状です。

中には、ケアマネジャーを募集しても希望の人材が来てくれないとお悩みの採用担当の方もおられるでしょう。

そこで今回は、ケアマネジャーの採用方法や応募者数を増やすコツをご紹介します。

ケアマネジャーの採用についてお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事の目次

なぜ?ケアマネジャーの求人に応募が来ない理由

ここではケアマネジャーの求人に応募が来ない理由について3つ紹介します。
具体的には、

  1. ターゲットに求人情報が届いていないから
  2. 採用したい人物像を絞り込めていないから
  3. 施設の強みが伝えられていないから

の3つです。

それでは、順番に紹介していきます。

ターゲットに求人情報が届いていないから

求人に応募が来ない理由として、ターゲットに施設の求人情報が届いていない可能性があります。

いくら求人情報を発信しても、求職者に届いていなければ意味がありません。

20~40歳代の若年層転職活動の際、Web求人媒体を多く利用します。
ハローワークや紙媒体だけで情報発信しても、期待するほど目を通してもらえないかもしれません。

ターゲット層が利用する求人媒体で情報発信することが重要です。

採用したい人物像を絞り込めていないから

採用したい人物像を絞り込むことも重要です。

「どんな人でもいいから来てほしい」は、求職者の心に届きません
採用したい人物像を具体的に絞り込んで募集した方が、求職者に届きやすいのです。

具体的な例は、以下のとおりです。

  • ・ケアマネジャーとしての希望経験年数
  • ・未経験者でも登用するのか
  • ・正職員かパート採用か
  • ・子育て世代なのかどうか

 

経験豊かなケアマネジャーを採用したいなら、キャリアアップについて詳しく情報発信するとよいでしょう。
未経験者であれば、教育システムについて詳しく説明すべきです。

以上のとおり採用活動において、具体的な人物像を絞り込むことは重要です。

施設の強みが伝えられていないから

施設の強みを上手くアピールできていない可能性もあります。

どの施設も「強み」を持っています。
「強み」を余すことなく求職者に発信するべきです。

以下に例を挙げます。

  • ・研修会を毎月実施している
  • ・コロナウイルス対策として、リモートワークを取り入れている
  • ・資格手当が他施設よりも高い
  • ・担当利用者数に応じて歩合制を取り入れている

 

施設に長く勤務していると、意外に「強み」に気付きにくいものです。
勤務歴の浅い職員に聞いてみると、答えてくれるかもしれません。

施設の強みを求職者にアピールしてみましょう。

必見!ケアマネジャーの応募数を増やす4つのコツ

ここでは、ケアマネジャーの応募数を増やす4つのコツについて紹介します。

具体的には、

  1. ターゲット像を明確にする
  2. アピールするポイントを絞る
  3. 職場の雰囲気が伝わる写真を掲載する
  4. ケアマネ未経験者を候補に加える

の4つです。

それでは、順番に紹介していきます。

ターゲット像を明確にする

ケアマネジャーの応募数を増やすためには、ターゲット像を明確にしましょう。

採用したいターゲット像が明確になれば、情報発信も具体的になり、求職者に届きやすくなるからです。

例えば、将来は管理者として活躍してくれる人材をターゲット像に設定するとします。
その場合に提示する条件例として、

  • ・管理職や主任ケアマネ手当はいくらか
  • ・主任ケアマネジャー資格取得までのフォロー体制
  • ・その他キャリアアップについて

などが挙げられます。

以上のようにターゲット像を明確にすれば、自然に情報発信が具体的になり求職者に届きやすくなるのです。

アピールするポイントを絞る

採用活動では、アピールするポイントを絞ることも大切です。
他にはない施設の強みをアピールして、求職者の興味を集めましょう。

施設の強みの一例として、

  • ・施設の歴史が地元で一番長い
  • ・事務手続きにICTを取り入れている
  • ・名物ケアマネジャーがいる
  • ・事例検討会を積極的に行っている

などが挙げられます。

施設の強みをアピールし、求職者の心を掴みましょう。

職場の雰囲気が伝わる写真を掲載する

職場の雰囲気が伝わる写真を求人媒体に掲載しましょう。

求職者は自分がどんな雰囲気の中で仕事をするのか、強い不安を抱えています。
職場の先輩や同僚スタッフが、どのように働いているかが分かるように工夫しましょう。

掲載する写真は、普段の勤務風景がおすすめです。
不自然な集合写真などは、あまり雰囲気が伝わらないので注意しましょう。

スタッフイベントや、休憩時間などの場面も日常を伝えられます。

ケアマネ未経験者を候補に加える

ケアマネジャー未経験者を採用候補に加えるのも有効です。

採用活動で人材を確保するために、母集団形成は欠かせません
母集団形成とは、施設の求人に興味を持ってくれている求職者を集めることを指します。

求職者の中には、ケアマネジャー未経験でも優秀な人材がいるかもしれません。
ケアマネジャー資格を保有していても、実務経験がない人は多く存在します。

教育には時間や手間も必要です。しかし、施設のスタイルを浸透させられるメリットもあります。

ケアマネ未経験者を、採用候補に加えてみてはいかがでしょうか。

おすすめサイトも紹介!ケアマネジャーの採用方法5選

ここでは、ケアマネジャーの採用方法5つについて紹介します。また、それぞれのおすすめサイトも紹介しています。
具体的には、

  1. 求人サイト
  2. 人材紹介
  3. 求人検索エンジン
  4. ハローワーク
  5. リファラル採用

の5つです。
それでは順番に解説していきます。

①求人サイト

求人サイトとは、オンライン上で求人情報や転職活動のノウハウなどを提供するサイトのことです。

求人サイトの特徴は、以下の通りです。

≪メリット≫
・求職者が手軽に求人情報にアクセスできる
・母集団形成しやすい
≪デメリット≫
・広告を掲載する期間に応じて料金が発生するため、応募が無くても掲載料は発生する

ケアマネジャーや介護職に特化した求人サイトとして、「e介護転職」があります。
全国の求人案件に対応しており、採用担当者とのZOOM商談も可能です。

求人掲載数 約83,769件(2022年8月20日現在)
掲載料《基本掲載2ヶ月》55,000円(税込み)
《上位表示オプション付とくとくパック2ヶ月》71,500円(税込み)
※他にも4ヶ月・6ヶ月・12ヶ月から選択可能
課金体系定額掲載型
手数料無料(掲載料のみ)
HP公式ホームページはこちらから

②人材紹介

人材紹介は、施設が希望するスキルを持つ人材を、紹介会社に紹介してもらうシステムです。

人材紹介の特徴は、以下の通りです。

≪メリット≫
・資格や経験など採用したい人材をピンポイントで募集できる
・面接日や入職日など、すべて紹介会社が設定するので採用工数がかからない
・採用が決定するまで一切無料の完全報酬制度が多いので、初期コストが必要ない
≪デメリット≫
・採用した人材の年収の約20~30%を、報酬として紹介会社へ支払うため、ややコストが高め

人材紹介会社のひとつに、「マイナビ介護職」があります。
紹介した人材が早期退職してしまった場合には、成功報酬の一部返金制度を設けています。

求人掲載数約70,723件(2022年8月20日現在)
掲載料無料
課金体系完全成功報酬型(早期退職に備えた一部返金制度あり)
手数料理論年収の20~35%
HP公式ホームページはこちらから

③求人検索エンジン

求人検索エンジンとは、「勤務地」や「キーワード」を入力すると希望にマッチする求人情報を探せるサイトのことです。
「Google」や「Yahoo!」など検索エンジンの求人情報版と言えば、イメージしやすいでしょう。

代表的なものに、indeedがあります。
indeedの特徴は、以下のとおりです。

≪メリット≫
・知名度が高く、利用者数も増加している
・無料でも登録できる
≪デメリット≫
・有料広告が上位表示されるため、無料では埋もれてしまう可能性がある

求人掲載数4,220万人以上(日本国内)
掲載料無料(有料プランなら上位表示される)
課金体系クリック課金制
手数料自社の求人広告がクリックされたときに発生
HP公式ホームページはこちらから

④ハローワーク

ハローワークは、厚生労働省が運営する公的な機関です。
特徴は、以下のとおりです。

≪メリット≫
・無料で求人情報を掲載できる
・ホームページ上でも求人情報を閲覧できる
≪デメリット≫
・詳細な情報や写真を掲載できない
・一度に多くの求職者は見込みにくい

最近では多くの求人者はWeb求人媒体を利用しています。他の手法と併用するのが望ましいでしょう。

⑤リファラル採用

リファラル採用とは、自社のスタッフに知人や友人を紹介してもらう採用手法です。特徴は、以下のとおりです。

≪メリット≫
・施設の理念や雰囲気を理解したスタッフがスカウトしてくれるので、ミスマッチが少ない
≪デメリット≫
・不採用時や紹介社員が退職してしまった場合、紹介してくれた社員との関係に影響するリスクがある

紹介してくれた職員に、謝礼を支払う施設も多くあります。
メリットとデメリットを十分に検討された上で、導入されることをおすすめします。

まとめ:ケアマネジャーの採用方法と応募者数を増やすコツを理解しよう

今回はケアマネジャーの採用方法と応募者数を増やすコツについてお話ししました。

今回のポイントを以下にまとめます。

・採用したいターゲット像を明確にする
・施設の強みをアピールする
・写真などで施設の雰囲気を伝える
・求職者は施設の雰囲気を重視している
・ケアマネ未経験者にも優秀な人材がいる
・ハローワークとWeb求人媒体を併用する

効率的に採用をすすめるために、参考にしてみてください。

求人媒体を検討される際には、メディケア共創基盤にご相談下さい。御社のニーズを丁寧にヒアリングし、最適なサービスをご紹介させて頂きます。

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